10/02/2005

タチコマをこよなく愛する人たちへ

阪神タイガース優勝を記念しまして、今日の記事は管理人の地元の関西弁で書きたいと思います。(←すごく勝手な管理人)
多少、読みづらい部分があると思いますが、ご容赦くださいませ。

ほな、いきましょか。
まず、ずーっと前に紹介しました「タチコマ・ストラップ」、予約した皆さんはもう手元に届きました?
うちも届きました。
ころころっと丸っこいタチコマが愛らしいですね。
使うのがもったいないです。(←何のために買ったんや?)

管理人がブログを留守にしてる間に、ホビー・ジャパンさんから「VISUAL BOOK TACHIKOMA FILE」なるフィギュア付きの書籍が発売になりました。
すんません、ご紹介できなくて。
管理人はちゃっかり入手しとるんですわ、これが。(汗)
近いうちに写真をアップしたいと思うんやけど、フィギュアのできがすごくいいねん!!
ちっこいのにリアルやし、可動部分が多くて、さすがタチコマ・ファンのために作った書籍の付録やと思わせるできです。
ほんまに買って良かった~♪

でな、本誌に神山監督のインタビュー(座談会)が載ってたんやけど、その中で監督は『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの続編を作っていることを明言してはりました。
映画なんかTVシリーズなんかまでは言及されてへんかったけど、確かに続きは作ってるって。
しかも、『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』でゴーストを獲得するとともに、鮮やかに散っていったタチコマたちの復活も明言してはりました!!
これがファンにとっては一番の朗報やね!!

でもその前に2ndシーズンの総集編を作るらしいです。
そういえば、1stシーズンの総集編にあたる『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』はもう観はりました?
「笑い男」事件の総集編なんやけど。
特典が面白いからぜひ買うてな。(「こうてな」と読みます)

他にもタチコマ・グッズがいくつかあるんで、紹介します。

◆1/24 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG シリーズNo.1 「タチコマ」

これはもう写真を見る限り、最高のできちゃうかな?
素子ねーさんのフィギュアもおまけに付いてるさかい、これは絶対「買い」やね。
在庫残りわずからしいんで、これ読んだ人は速攻、注文してな。
商品名に「No.1」とあるっちゅうことは、他にも何か出んのかなぁ?楽しみやね♪

◆タチコマ目覚まし時計

これはもうすぐ予約を開始する商品。
ストラップと同様、完全注文生産になるんやろうね。
まだイメージも何もあらへんけど、タチコマの声で起こしてくれるんやったら嬉しいなぁ。「もう朝だよ~」とか。(笑)
オプションで「バトーさぁん!」って声も入ってると嬉しいんやけどなぁ。

上記の商品の予約、購入はAnimax Online Shopでやってます。
もっともっと『攻殻機動隊』の世界が広がるように、応援よろしく!

ふぅ、関西弁で文章を書くのは難しいですね。
話すのはカンタンなんですが、文章にすると、なんか横柄な感じがして・・・。
う~ん、読む人の気分が悪くなってないと良いのですが。
次回からは普通に書きますので、またよろしくでございます。

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09/25/2005

トゥルー・コーリング

旬からかなりはずれた記事ですが、今回は海外TVドラマシリーズ『トゥルー・コーリング(TRU CALLING)』について書きます。
DVDが発売されて、レンタルもされていると思うのですが、私はお手軽にTV東京でお昼に放送しているものを観ました。

 あらすじ(というか設定)

トゥルー(エリザ・ドゥシュク)は市の死体安置所(モルグ)で働きながら、医者になる勉強をしている女の子。しかし彼女には特別な能力が備わっていた。
勤務先がモルグだけに死体と対面する機会が多いのだが、死体が彼女に「助けて」と話しかけると、トゥルーはその日を朝からもう一度、やり直すことができるのだ。

当然、死体から頼まれているので、彼女はその日に起こることを知っているというアドバンテージを活用して、なんとかその死体が死体にならないように(死なないように)奔走する。
初めは戸惑っていたトゥルーだったが、母親が同じ能力を持っていてやはり死体の願いを聞き入れて奔走していたこと、その母親が目の前で殺されるのを止められなかったこともあって、彼女は自分の「一日をやり直せる能力」を天から授かった力だと思い、日々、ひたすら奔走するのである。

 トゥルーの仲間

トゥルーの弟、ハリソン(ショーン・リーブズ)・・・トゥルーの話に半信半疑だったが、姉を愛し、姉のために一緒に奔走する。自分も一回、死んでしまうが、トゥルーの能力で「死」を回避することができた。

トゥルーの上司、デイビス(ザック・ガリフィアナキス)・・・モルグで働くれっきとした監察医、トゥルーの話を信じて彼女の手伝いをする。実は彼も一回、死んでいるのだが、トゥルーのお母さんに命を救われている。天然系の面白い人。

この話が面白いと思ったのは、毎回、誰かが死ぬのを防ぐだけではないというところです。
トゥルーは同じ日を二回繰り返しているわけで、その日に他にどんな出来事があったかを知っています。
その情報をもとに、失敗をした人が失敗しないようにアドバイスしたり、逆に余計なことを教えてしまったために悪い結果を招いたりと、トゥルーの周囲の人の運命も少し変わってしまいます。

そして死体も必ずしも「死なないようにすること」をお願いするわけではありません。
自分が死んでしまったために、取り返しがつかないことになってしまうのを防ぐようにお願いする場合もあるのです。(この場合、死んだ人は死んだままです)

ここまで読んで興味がわいた方は今すぐレンタル屋さんへGO!!

そしてここからはネタバレです。読んでも面白さは変わらないと思いますが、知らないで観た方が面白さは倍増です。

 トゥルーのライバル

トゥルーの同僚、ジャック(ジェイソン・プリーストリー)・・・トゥルーの行動を怪しいと思っているモルグの職員。実はトゥルーと同じ能力の持ち主なのだが、彼の使命はトゥルーとは正反対。

トゥルーの父親・・・トゥルーにとってジャックが天敵であるように、トゥルーの母親にとっての天敵が父親だった。彼がトゥルーの母親の能力を知っていて結婚したのかどうかは不明。トゥルーの母親を殺したのはこの父親。ジャックと結託してトゥルーの邪魔をしている。

一番面白いなぁと思ったのは、トゥルーと同じ能力を持っているのですが、対極の位置にいるジャックという存在なのです。
ジャックはトゥルーが死体からお願いをされた瞬間に、強制的にその日の朝に時間が戻されてしまいます。そのときに死体が自分の死ぬ日に見たものをフラッシュバックのように見ることができます。
ゆえにトゥルーより、死んだ人についての情報をより多く手にしているとも言えます。

しかしトゥルーが死んだ人が死なないように奔走するのとは逆に、ジャックはトゥルーの邪魔をして、死ぬべき人は死ぬように、つまり運命が変わらないようにする役目を担っています。
ここではたと疑問が生まれます。
ジャックって悪役なのかな???

タイムスリップする映画やドラマはこれまでもたくさん作られています。でもほとんどの作品が、「歴史が変わらないようにつじつまを合わせる」というストーリーです。
しかしこの『トゥルー・コーリング』は死んだ人の死を回避するのが主たるストーリーです。つまり「歴史を変えてしまう」という、大袈裟に言えば、「宇宙の秩序を乱す」行為を行っているわけです。
こういう風に考えると、ジャックの方が正しいことをしているような気がしてきます。
でもジャックはかなり強引な手口や無理矢理こじつけるような汚い手段を用いてトゥルーの邪魔をするので、悪役っぽく見えます。

ジャックって悪役っぽいけど、実は正しいことをしている人かも・・・?と、思わせるところがこのドラマの魅力かもしれません。
ちなみにジャック役のジェイソン・プリーストリーは『ビバリーヒルズ高校生白書』『ビバリーヒルズ青春白書』のブランドン役で有名ですよね。
優等生のブランドンが汚れ役を演じているのを観るのもオツなものです。(笑)

さて、最後に私の怒りをここにぶちまけておきます。

ジャックがトゥルーと同じ能力の持ち主だったこと、ジャックの背後にはトゥルーの父親がいたこと、ジャックには他にもトゥルーの邪魔をするためにスパイする仲間がいることなどが判明し、物語が盛り上がった1stシーズンでどうやら「打ち切り」になったらしいのです。
まちゃまちゃの魔邪ではありませんが、「打ち切り、ハァ?」と言いたくなります。
2ndシーズンへの期待をあれだけ膨らませておいて、「それはないだろう」という気分です。

興味を持たれた方はご覧になってみてくださいね。

トラックバックいたしました!
sailor's tale 『トゥルー・コーリング』

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06/05/2005

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第10話

引き続き、第10話(5月31日放送分)のエピソード・ガイドをアップします。
攻殻機動隊シリーズの中ではめずらしい法廷を舞台にしたお話です。

 第10話 イカレルオトコ TRIAL

雨の夜、車で自宅に向かう途中のトグサの前に女性が飛び出してくる。
女性は車の中のトグサに助けを求めるが、すぐに女性を追って全身義体の男性が銃を手にやってくる。
ことの重大性にトグサは車をバックさせる。

女性を行き止まりに追い詰めた男性は、女性の額に銃の狙いを定める。
そこへトグサが現れ警告するが、男はまったく意に介さない。
仕方なくトグサは銃を持つ男の右腕に2発、銃弾を浴びせる。
男は痛覚を切っているから無駄だと言う。
トグサはさらに左腕に2発、両足に2発、銃弾を撃ち込むと、リボルバーに新しく銃弾を装填する。
倒れた男の腕にさらに1発、足に2発、発砲して完全に動きを封じ、女性のもとへと向かう。

ほっとしたのもつかの間、男は無理な体勢から女性に向けて発砲する。
トグサは怒りを覚えて、男に対し、
「貴様、殺されたいのかっ」
と怒鳴りつけ、さらに3発、発砲した。

男に対し、合計12発、発砲し、トグサは拘留される。

同じく女性を撃ち殺した男も拘留されていた。
そこへウエダと名乗る弁護士が現れる。
ウエダは義体関係専門の弁護士であると言い、あの女性への発砲も事故だったのでは?と突拍子もないことを言い出す。
義体はモディファイを繰り返しているようだし、メーカーの違うパーツを組み合わせてある、その都度、制御ソフトも上書きされている。
この状態なら、何かのはずみで制御機能がおかしくなるのはよくあることだと弁護士は続けた。

裁判が開始された。
被告イズミ カツヒコは被害者である看護士シズノ ユカリにたびたび復縁を迫るが、拒否され続けた挙げ句に凶行に及んだ、と検察は主張した。

妻と面会するトグサ。
「銃を持たなくちゃいけないなら、今の警備会社、辞めたっていいのよ」
心配する妻に対して、大丈夫だからと微笑むトグサ。

入れ替わりに、荒巻課長、素子、バトーが面会する。
バトーの話によると、被告イズミの父親は大会社の社長であり、被告の弁護士は義体関連の訴訟で荒稼ぎしている人物だという。

素子はトグサの妻に裁判の傍聴はつらいからしない方がいいと話しておいたと告げる。そしてさらに付け加えた。
「わかっているとは思うけど、法廷内における一切の通信行為は禁止されている。通常周波の通信だと逆探知にも引っかかるわよ」

弁護士:なぜこれほどまでに銃弾を浴びせたのか?

トグサ:義体化している上に感覚器官を切ってあると言ったので、動きを完全に封じる必要があったから。さらに被告は銃を離さなかった。

弁護士:トグサはマテバを使用しているが、他の公安9課のメンバーは何を使用しているか?

トグサ:セブロ M-5。

弁護士:銃弾の装填の速さはどちらか?

トグサ:セブロ。

弁護士:非効率な銃を使用しているのは趣味性によるものでは?

トグサ:趣味ではない。

弁護士:射撃という行為に趣味嗜好を求めていないか?

(異議あり)-(異議を認めます)

弁護士:イズミ氏に発砲する際、「殺されたいのか?」と発言している。イズミ氏を殺す可能性があったのでは?

トグサ:揚げ足取りだ。

弁護士:あなたはまったく反省していないようですね。

トグサ:被害者を助けるために・・・(弁護士の話術にハマり、興奮し始めるトグサ)

休廷中、素子とバトー、荒巻はトグサの態度に良からぬ兆候を感じていた。
今や、トグサは証人というよりも被告扱いを受けていた。
素子が暗に示した暗号通信も使わず、トグサは自閉モードにしている。法廷で卑怯な手を使いたくないというトグサの真面目さがうかがえる。

弁護士:トグサに殺意はあった。「一目で全身義体だとわかった」という発言は、義体者差別禁止法に抵触するものだ。サイボーグへの差別意識があったはず。

(異議あり)-(異議を認めます)

弁護士:特異な職場環境、公安9課は強化義体を施されたメンバーで構成されており、日頃からサイボーグに囲まれ緊張を強いられていた。今回の事件は義体化している人間への無意識的劣等感、差別意識といった心の闇のはけ口となった。

(異議あり)-(異議を認めます)

9課の本部では荒巻がバトーからの報告を受けていた。
被告は犯行前日、非合法な義体に換装していた。
さらに嫌な情報が入る。今回の裁判に楠検事が絡んでおり、9課を法廷に引きずり出そうとしているらしい。
楠検事は薬島元幹事長の逮捕を表向きに任された検事で、9課に対して劣等感を感じている。その功名心に火をつけたのがゴーダのようだ。

トグサのもとにウエダ弁護士が接見に来た。
トグサへの民事告訴を検討しているという。荒巻課長と話したところ、民事告訴を取り下げる代わりに、義体の制御系の事故の線で手を打ってもかまわないと言っていたと伝える。
そしてこれ以上裁判を続けて困るのは9課の面々だと付け加えた。

裁判2日目。

弁護士:生身の人間に対しても何発も撃つのか?

トグサ:いいえ、別の対応をしたと思う。

弁護士:先日の自爆テロの被疑者逮捕のとき、なぜ少女に発砲しなかったのか?

傍聴席の最前列に楠検事が座っている。

トグサ:助けを求める女性を助けたかっただけで・・・。

弁護士:あなたの取った行動で起こった事故だと証明したいだけです。イズミ氏は難民による自爆テロのために、義体化しているだけでいわれない差別を受けていた。だから事故前日に一目で難民とは思われない義体に換装したばかりだった。

事故前日の換装を正当化する弁護にバトーは苛立つ。
「休廷」と裁判長が言う。
しかしトグサはもう我慢の限界だった。

「待ってください。こんなインチキ公判じゃ、亡くなった被害者が浮かばれません。昨日、弁護人は俺と接見し、民事告訴をちらつかせ、事故の線で裁判の終結を迫った。俺の職場が特殊な任務を行っていることを反対尋問の対象にすることで、俺を引き下がらせようって魂胆だろうが、もうそんな脅しは効かない」

「なぜなら今、この場で、俺は9課を辞めるからだ」

怒りに任せたトグサの発言に、バトーは「あのバカ・・・」と毒づき、荒巻は「激情に駆られおって」と苦々しい表情を見せた。
その横で、静かに目を閉じる素子。
トグサは検察側の制止もきかずに続けた。

「この事件は事故なんかじゃない。でも被害者を救えなかったのは事実だ。民事告訴で俺を訴えるなら、好きにしろ。そのかわり、俺はこの裁判から絶対に逃げないからな」

裁判長の制止が入る。

「いやです。これだけは言っておきたい。昨今、義体の普及率に比例して、こういった裁判が増えているようだけど、その中にはある特定義体メーカーが自社の商品の不備を隠蔽するために、検察や弁護士と癒着して不正な裁判を行っているケースもあると聞く。私は仕事柄、そういった裏事情に自然と詳しくなるわけだけど、9課を辞めると決心した今、真実をすべて話していくつもりだ。だから、あんたたちも覚悟してこいよ」

ウエダ弁護士が楠検事をちらっと見るが、楠は目をそらしている。

9課の本部にトグサがやってくる。明らかに不機嫌だ。
トグサは素子に対し、自分のゴースト侵入錠を勝手に作って持っていたこと、法廷で脳潜入して自分に発言させたことを責める。
そのトグサを制して荒巻が語った。
被告には仮の有罪が出され、本裁判でも有罪は確定するだろう。素子がトグサに話させたことは、ウエダ弁護士の口座を洗って見つけた事実であると。
そして素子が続けた。
弁護士も自分のことを追及されたくないし、その弁護士と繋がっている楠検事も手を引いた。今回の裁判のシナリオはゴーダが書いて、演出は楠、主演は弁護士といったところであると。

「それじゃ、被害者が浮かばれない」と言うトグサに荒巻は、
「だが、天罰は下るかもしれん」
と返事した。

「結審直後の事故」というニュースが流れている。超速道路を走っていた被告人イズミとウエダ弁護士の車が中央分離帯に接触、横転し大破したという。
そこへボーマがやってきて、車の廃車と書類の廃棄を依頼していった。

トグサは事件現場に花を手向けていた。

また今回も長くなりました。読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。

今回のお話は本筋から離れたストーリーですが、トグサが裁判でまるで被告であるかのように追い詰められていくシナリオを書いていたのがゴーダというところから、相変わらずゴーダは9課に揺さぶりをかけているようです。
揺さぶりをかけるために楠検事を選んだあたり、ゴーダの情報収集能力はさすがだと唸ってしまいます。
1stシーズンで薬島元幹事長を逮捕するという華々しい活躍をした楠検事ですが、実際は9課が突き止めた事実に基づいて動いていただけで、楠検事が9課に好感情を抱いているとは思いがたいです。そこへつけ込んだゴーダはすごいですね。

前回の話でもそうでしたが、トグサくんは女性や子供に優しいです。しかしそれが仇となってしまったのが、今回の事件です。
裁判でも感情的になって「9課を辞める」と宣言してしまいましたが、素子が自閉モードのトグサに脳潜入して弁護士と楠検事を引き下がらせる話をしたことでなんとか落ち着きました。(トグサくんは不満そうでしたが)

最後のニュースだけではイズミと弁護士の生死は不明ですが、ボーマがこの交通事故に関わっているのは間違いなさそうです。
課長の言う「天罰」ですが、まるで「必殺仕事人」みたいですね。(笑)

あとは気になる点をいくつか・・・

冒頭、トグサは車を運転しながら、携帯で奥さんと話しています。「はかせるオムツ」を買って帰るとのことですが、運転中の携帯電話は許されているんでしょうか?

今回、法廷内で素子が着ているスーツのスカートですが、スリットがすごく深いです。脚線美を強調するかのようなセクシーなスカート、素子だからこそ着こなせるのでしょうね。

法廷では裁判長の他にAI裁判官が9人いました。9人による合議制で異議を認める、認めないを決めるのですが、この裁判官、ジェイムスン型ロボットなんですよね。
なんとなくあぐらをかいて座っているみたいで、可愛らしく見えたのは私だけでしょうか。

★今週のタチコマ★

まったく出番がありませんでした。(涙)
次回に期待!って次回も・・・。

次回のお話は、素子の過去が少し明らかになるお話です。
2ndシーズンでは一番、お気に入りのエピソードです。

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攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第9話

エピソード・ガイドのアップが遅くなり、たいへん申し訳ありませんでした。
この話はゴーダの野望が少し明らかになる難しい話で、持っている「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Official Log」を参考にしようかと悩みましたが、結局、映像とセリフから得られる情報だけで記事を書くことに決めました。(実は「Official Log」に映像とセリフ以上の情報がなかったのも事実です)

 第9話 絶望という名の希望 AMBIVALENCE

内閣情報庁の端末にウィルスが侵入した。
「侵入者か?」
保安部員に緊張が走る。AIアンドロイドに指示をするが、ウィルスの拡散は早く”侵入者”の行為を止めることができない。
端末のモニターにチラリとエージェント・タチコマが横切る。
保安部員は「ポセイドンにデカトンケイルのバックアップを申請しろ」と命令する。

レストランで突然、爆発が起こる。
一瞬、遅れて到着する9課のメンバーたち。
爆発現場の検証をするボーマは、爆弾はネジクギを仕込んだプラスチック爆弾だとバトーに告げる。
イシカワは「どうやら、こいつは”恐怖のサイズ”自体が目的のようだな」と独り言のようにつぶやく。「個別の11人」のように行為自体に意味を見出している厄介なタイプのテロである。

県警にメールで送りつけられた予告によると「本日中に5件の自爆テロを新浜市内で起こす」となっている。
すでに4件のテロが実行された。
先週、福岡で起きたものと同じタイプなら、きっと残り1件も起こるに違いない。なんとしても最後の1件は阻止しなくてはならない。
9課の面々に焦りが見える。
少佐は”極秘の潜入捜査中”のために、自爆テロの捜査には参加していなかった。

トグサが何気なく話す。
「確かに難民問題はいつ火がついてもおかしくない火薬庫だし、インディビジュアリストたちがここまで過激になってくるってのも先行きが不安な国政に責任があるのかもな」
それを聞いていたバトーは「そうか、難民って可能性を忘れてたぜ」と言い、荒巻課長に福岡と新浜の4件の被疑者と思われる人物の写真をIRシステムや監視カメラの映像から揃えるように頼む。

「自爆テロってやつは、自分が生きていく上で一切の希望が持てなくなったときにやらかすもんなんだよ」とバトーはトグサに話す。

一方、別行動の素子はやすやすと施設に侵入していた。エージェント・タチコマがあらかじめ防犯機能などが作動しないように切っているからだ。
そして保安部員と思われる男性と有線で繋がり、内庁の巨大端末デカトンケイルにダイブした。

イシカワの情報によると、最初2件の自爆テロは個別主義者たちが集うサロンとして使用していたビルで起こり、後の2件は難民措置法を隠れ蓑に実利を上げていた団体の持ちもので起こっていたことが判明した。
いよいよ犯人は難民である可能性が高まる。

荒巻は県警に個別主義者たちや難民措置法を利用して金儲けをしている暴力団などの事務所、店舗の巡回と、難民キャンプ出身と思われる20歳前後の男女を見つけたら職務質問するようにと指示を出す。
特に義体化率の高い者ほど注意するようにとも付け加えた。

個別主義者たちへの逆ギレかと愚痴るトグサに、「すでに難民って火薬庫には火がついちまったと考えるべきだろう」とバトーが返した。
予告メールは正午きっかりに送られ、1件目の自爆テロはその13分後、2件目は1件目から38分後、3件目はさらに2時間ほど空いて3時23分、4件目はさらに時間が空いて7時11分に起こっている。
自爆テロは覚悟が決まっている者から起こすことを考慮し、最後の5件目はさらに時間が空くだろうと読むバトー。

トグサはつぶやいた。
「自分が死んでまで何かを訴えるってのは尋常じゃないよな」
さらにトグサはバトーに尋ねた。”恐怖の大きさ”が目的なら、予告せずに起こしたほうが効果的なのに、なぜ彼らは予告するのか?
「さあな、誰かに知っておいてもらいたいんじゃねぇのか。自分の取った最後の行動を」とバトーは答える。

ゴーダの履歴からポセイドン・インダストリアルと内庁の間に太いパイプがあることは予想できたが、ここまでマニュアル化されていたことは素子にとって驚きだった。
デカトンケイル内でクロマ・ファイルを展開する素子。
エージェント・タチコマ3機とデカトンケイル内をゴーダのファイルへとダイブしてゆく。
タイムリミットは保安部員のフリーズが発覚するまで。

廊下を部下と歩いていたゴーダはふと何かに気付くが、無視する。

素子はクロマの姿で巨大なデータをもとに構築された仮想人格のゴーダと対面する。

大日本技研(当時)で放射能粉塵除去(いわゆる”日本の奇蹟”)のプロジェクトに携わっていたゴーダ。
2度の大戦(第3次核大戦と第4次非核大戦)の後、ゴーダがプロデュースした放射能除去技術を用いて日本は再び経済大国へとのし上がった。
ゴーダもそのとき、人としての上部構造へ上るはずだったが、日本が国際社会でたいした地位を獲得できなかったように、彼もまたシステムの中で大きな地位を占めることができなかった。

仮想人格のゴーダは語る。
今の社会システムには致命的な構造欠陥があることを発見していた。それは「変質しないはずの情報の変質」と「”後世”という名の幻想的オリジナリティが今の社会システム内において、いとも簡単に並列化を起こしてしまう」ということ。
ゴーダはこれを「”消費”という名のクリエイト行為」と名付けていた。

「ネットに引きこもった子がたどりつきそうな結論だな」と素子が切って捨てる。

ゴーダは続ける。
彼は孤独に対する強固な耐性を持ち合わせていた。
ゴーダが社会に及ぼした功績をシステムがまっとうに評価しなかった理由が、彼自身が生まれもって持ち合わせた資質のせいであることに気付くのには時間がかかったが。

「劣等感があった?」と問う素子。

ゴーダは自分の存在そのものに問題があったと答えた。
社会にはシステム自身が望む人格というものが確実に存在し、人はそれを渇望する。なのに、それに対してはいたずらなまでに無自覚である。

「今の自分に満足を?」さらに問いかける素子。

「予想以上にね」と答えるゴーダ。
パトリック・シルベストルの思想に傾倒したゴーダは英雄に憧れ、カリスマを得たいと望んだ。「自分は人の上に立つはずの人間だ」と。しかし体が邪魔をした。
運は彼に味方した。
死線をさまよう事故に遭遇し、体が変貌したゴーダは期せずして、ゴーストも変化した。
ゴーストが体の変化に応じて、変容するという事実。

そしてゴーダは「国家というシステムを再構築する使命を得た」と語る。
今、この国が求めているものは、第三者を消費することでのみ成立する桃源郷の再現である。動機なき者たちは今も無自覚に求めており、自分はそれを与えてやるだけだと話す。

もはや英雄になる願望はゴーダにはなく、英雄をプロデュースするのが役目だと信じている。
動機なき者たちが切望し、しかし声を大にして言えないことを代弁し、実行してくれる行動者を作り出すことが望みであると語るゴーダ。

「消費の果ての桃源郷とは、冷戦構造下の日本のことか?」
「ではお前がプロデュースするという英雄とは誰だ?」
「個別の11人か?」
たたみかける素子の問いに答えず、ただ不気味な微笑をたたえているゴーダの仮想人格。

ゴーダとその部下が部屋でフリーズしている部下に気付く。
電賊が侵入したと保安課に連絡が行く。
ゴーダはつぶやいた。「予想より遅かったな」

エージェント・タチコマが侵入がバレたことを素子に告げにくる。素子はさらに食い下がっていた。

英雄の敵とは難民か?、それによって国民の思想を誘導するのか?と問う素子に、ゴーダは思想誘導は必要であり、法を曲げることも時には必要であると告げる。
「結果が手段を正当化する。テロリストにも民主国家にも通用する理論だ」と続ける。

最後に素子は尋ねた。9課をどう思っているのか?

「不在による憎しみの連鎖はもう止まらない。彼ら(9課)は、総意としての国民の意思と自身の正義との狭間で苦悩するだろう」

ネットからおちる素子。

職務質問した被疑者が「自爆する」と脅して、地下鉄構内に逃げ込んだという情報が飛び込んできた。
地下鉄構内で犯人と思しき人物と対面するトグサ。相手はまだあどけなさの残る少女であった。
トグサは「両手を後ろに組むんだ」と言い、銃を下ろし、「何もしないから」と少女に話しかける。

そこへ「どけっ!」とバトーが走ってきて、少女を銃で撃つ。
非難するトグサに対し、バトーが少女の口を開けて歯に仕込まれた信管を取り出した。少女は胃の中に爆弾を仕込んでいたのだ。

素子は施設から脱出した。
ゴーダが到着する。「ここにはもう現れない」

最後の自爆テロをかろうじて未遂に終わらせた9課。
しかしバトーは言う。
「だが、尾を引くぞ。こいつは難民たちからの”宣戦布告”だ」
素子もまたバトーの意見を肯定した。
仮想人格のゴーダと話したことから察すると、「個別の11人」はゴーダのプロデュースによるものであり、目的は難民の蜂起、おとしどころは国内に難民の自治区を作り出すということではないかと話す。

「ここまでは完敗ね」そして続ける。
「ゴーダが考える憎しみの連鎖は確かに始まっている・・・」

以上が今回のお話です。
セリフがすごく難しいので、下手にまとめるよりもと思い、そのまま記述した部分が多いので長くなってしまいました。

ポイントはいよいよ難民側からのアクションが起こり始めたという点でしょう。
無人ヘリの暴走事件や「個別の11人」が起こした数々の事件に絶望感を感じ始めた難民が行動を起こしました。
しかしこれこそがゴーダの意図するところだったようです。

内庁のデカトンケイルで仮想人格のゴーダと対面した素子ですが、そこから得られた情報は「ゴーダは国家というシステムを再構築する野望を持っている」、「国民が無自覚に求める英雄をプロデュースして、かつての”桃源郷”を再現するつもり」ということでしょうか。
ゴーダがプロデュースした「憎しみの連鎖」が行き着く果てはどのようなものなのでしょう。

そして当のゴーダ本人は素子がデカトンケイルに潜入することをあらかじめ予期していたようなことをつぶやきます。
何もかもゴーダの想定範囲内ということでしょうか。

1stシーズン以来、久々のお目見えとなりましたクロマねーさん姿の素子。相変わらず、セクシーな衣装ですね。

自爆テロの犯人が少女だと知るや、銃を下ろし優しく接するトグサ。トグサは女子供に優しいキャラです。しかしバトーの的確な判断がなかったら、最後の自爆テロも起きてしまっていたかもしれません。少し問題ですね。(苦笑)

★今週のタチコマ★

今週のタチコマはエージェント機能を使って、素子のフォローに回っています。
素子のクロマねーさんのように、エージェント・タチコマはネット上でも自分の画像を展開しています。
カワイイですね。

荒巻に潜入捜査の首尾を聞かれた素子が答えます。
「エージェント化させたタチコマは良好ね。距離的なロスをほとんど考える必要がない。”勝ち”はないけど、”負け”もなさそうよ」と褒められると、
「そうでしょ、そうでしょ」
と自慢げです。これもまたカワイイですね。

次回のお話は女子供に優しいゆえにトラブルに巻き込まれるトグサくんのお話です。

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06/03/2005

攻殻機動隊 記事一覧

「つっきーの徒然草」を訪れてくださった皆さん、いつもありがとうございます。

このブログの「映画」と並ぶもう一本の柱、「攻殻機動隊」シリーズの記事を読みやすくするためにインデックスを作りました。
劇場版、TV版、グッズ関連などの記事を充実させていきたいと思いますので、ファンの皆さま、今後ともごひいきにお願い申し上げます。

攻殻機動隊 総括記事

 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG
 攻殻機動隊

TV版 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG
 地上波放送中のエピソード・ガイドです。
 未放送分のエピソードも含まれているので、話数の表記はDVDに準じてあります。ご注意ください。

 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第10話 イカレルオトコ
 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第9話 絶望という名の希望
 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第8話 素食の晩餐 
 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第7話 狂想は亡国の調べ
 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第6話 潜在熱源
 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第5話 動機ある者たち
 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第4話 天敵
 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第3話 土曜の夜と日曜の朝
 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第2話 飽食の僕 ←地上波では未放送のエピソードです。
 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第1話 再起動

劇場版 攻殻機動隊

 まだエントリーできていません。(汗)
 思い入れが強すぎて、なかなか書けずにいます。(大汗)

グッズなど関連記事

 タチコマ・ストラップ
 タチコマ・ストラップ 生産決定!

まだまだ書ききれていない「攻殻機動隊」の世界、これからもエントリーを増やしていこうと思っています。
皆さまからのコメントやトラックバック、大歓迎です。
些細な情報でも結構ですので、みんなで情報を並列化していきましょう!(笑)

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05/18/2005

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第8話

引き続き、第8話のエピソード・ガイドをアップします。
ゴーダ登場以降、ずっと先手を取られっ放しの9課。今回はなんとかゴーダと内庁(内閣情報庁)を出し抜いてやろうと動きます。
果たして上手くいくのでしょうか・・・?

 第8話 素食の晩餐 FAKE FOOD

9課のダイブ・ルームではイシカワとボーマが徹夜でゴーダのことを洗っていた。
素子が成果を聞きにくるが、ガードが固くてたいした情報は掴めていないと語るイシカワ。それでもいくつかわかった事実を話す。
ゴーダが所属する戦略影響調査会議は内閣情報庁の中でも一番新しい組織で、国内外の情報の収集、分析、自衛軍の活動などについて非合法な情報操作を行っているという。
ゴーダの経歴を洗うと、防衛局からのヘッドハンティングで一気に今の地位に就いていることもわかった。

防衛局時代のゴーダの写真を見る素子とイシカワ。
当時のゴーダはまだ顔に傷を負っておらず、印象の残らない顔をしていた・・・。
イシカワとボーマにはキツイが、徹夜からそのままランチ・ミーティングへ。課長が今後の捜査方針を決めたらしい。

「個別の11人」なるテロリスト集団が関わっていると思われる事件は全部で9件。
 JNNTV義援金不正流出事件
 難民支援組合爆破事件
 難民に無償義体を提供してきたNPO団体脅迫事件
 闇義体医師溺死事件
 ネットバンク頭取轢殺事件
 民生党代議士刺殺事件
 人気電脳ラッパー射殺事件  
 南陽新聞脅迫事件
 茅葺総理暗殺未遂事件

これらの事件に加えて、陸自ヘリ暴走事件、プルトニウム移送に関しても内閣情報庁(以後、「内庁」)が意図的に情報操作を行い、茅葺総理暗殺未遂事件のときに一番身近にいた9課を敢えて捜査から遠ざけようとしていることが明らかである。

課長は「南陽新聞」の記者から防犯カメラに写った映像を入手し、これまで社屋に3度銃弾を撃ちこまれたときの映像すべてに顔が映っている男の身元の割り出しに成功した。
男の名前はカワシマ ショー。
一ヶ月ほど前から南陽新聞社の近くの台湾素食の店で料理人として働いており、自衛軍にも所属していた過去がある。

9課はこのカワシマの身柄を確保し、その思想と背後関係に隠された意味を探ることに。
今は「個別の11人」と内庁の繋がりを示す物証はないが、カワシマの確保で何を媒介にしてスタンド・アローンのテロリスト集団を作り上げたかを見つけ出し、内庁の思惑を突き止める方針である。

バトー&トグサ、パズ&サイトーがカワシマの行確、身柄確保にあたることになり、イシカワとボーマは引き続き、総理暗殺未遂犯の全身義体の男の身元とゴーダの過去を洗うことになる。

カワシマは4日間、アパートに戻っておらず、台湾素食の店にも顔を出していない。
焦りを感じるバトーたち。

一方、イシカワたちも暗殺未遂犯の男の身元は掴めないが、ローカルネットからゴーダに関する面白い情報を見つける。
ゴーダの学生時代の卒論である。
テーマは「電脳は社会性を営む上で個性と協調性のどちらを尊重するか プロデューサーとしての立ち位置からの英雄論」
電脳化は個の消失とともに無意識下での協調性を望む傾向があり、それを応用して、大衆の無意識を意識的にコントロールするリーダーをシステムの一部として創造するという内容である。
それはかつての「笑い男事件」を構造解析したような内容であるが、書かれた時期は「笑い男事件」の起こるかなり前であった。

さらにゴーダは防衛局に入る前に、民間企業に勤めていたことも判明した。
その企業とはポセイドン・インダストリアルであり、当時の大日本技研である。

その頃TVでは「個別主義」についての討論番組が流れていた。
それを見ているゴーダ。

番組内では土橋文也という男が熱弁をふるっている。
彼の主張はこうだ。「現政権が誕生する以前から国防族議員は新日米安保条約を締結することを画策していた。今なら日本がアメリカからイニシアティブを奪えるからだ。それと平行して個別主義の思想は生まれていた。一部のインディビジュアリスト(個別主義者)が過激化したのは、税金を食いつぶす300万人の難民のせいである」

さらに「自爆テロは自分の未来に一筋の希望も持てなくなった者の最終手段である。ゆえに難民に自発的な自立を促すべきである。解放という自由を与えるべきである」と続ける。
ゴーダは部下にこの討論番組の録画ディスクを持ってくるように指示。さらにこの後も録画しておくようにとも指示する。

同じ討論番組をトグサも見ていた。
トグサは「土橋文也」が以前会ったルポライターの所属している事務所の男であることに気付く。
土橋文也は警察がひた隠す情報として、ヘリの暴走事件の後に起こり始めた横の繋がりを持たないテロ事件のすべてに「個別の11人」(ひし形の中に仇∞士)のマークが書かれていることを暴露する。
どうして一部の者しか知らない極秘情報をこの男が知っているのか、驚くトグサとバトー。

ゴーダの部屋に部下が録画ディスクを持ってやってくる。
ゴーダが土橋文也を見ながらつぶやく。
「こういう感染例もあるんだな」
部下が答える。
「はい、あまり警察の品格を下げるわけにもいかないので、いい火付け役かと・・・」
さらに部下が続ける。南陽新聞脅迫の感染者については公安1課を操作し、首相暗殺未遂の感染者は「クゼ ヒデオ」という男らしいと。感染因子の逆算からもこの男で当たりだと思われるとも。
9課よりも先にクゼの身元にたどりつくゴーダ。

荒巻は久保田と博多で会っていた。
久保田の情報では防衛局時代のゴーダを記憶するものはほとんどおらず、覚えていても存在の薄い男だったという。
ゴーダの採用時の性格分析テストによると「内向的だが、自意識・自己顕示欲が強く、反面、他者を利用して自己を表現する傾向がある」らしい。

さらに久保田は続ける。
問い合わせのあったカワシマという男は、実は公安1課からも問い合わせが来ていた。
ウォン・チューレンという台湾出身の国際的テロリストがカワシマの顔を盗んでいるから、顔写真のデータが欲しいとの内容だった。
「どうしてそれを先に言わん!」顔色を変えて怒鳴る荒巻。

その情報はすぐ少佐のもとへ、そしてバトーたちへも伝えられた。バトーもウォン・チューレンのことは知っており、暗殺命令が出ているが、顔を変えたという情報は聞いていないと言う。
そのときタチコマから、対象者カワシマが店の裏に現れたとの知らせが!

カワシマは店の裏のゴミ箱をのぞき、つぶやく。
「この国は難民が住むには贅沢すぎるが、難民を受け入れるほど裕福じゃない」

「ウォン・チューレンだな」1課がカワシマに接触する。
タチコマが路地の反対側から「銃を下ろせ」と命令するが、1課のエージェントがカワシマの頭を撃ち抜く。
遅れて到着するバトーとトグサ。
バトーがカワシマの死体を見て、「この男は顔まで義体化していない」と言う。1課のエージェントは自分たちはこの男がウォン・チューレンであるという確かな情報を掴んだと主張。

1課は内庁からニセの情報を掴まされていた。
ゴーダを出し抜く証人となるはずだったカワシマは、またもゴーダの情報操作のもとで9課の手に落ちる前に殺されてしまったのだった。
怒りのやり場がないバトー。
それを見つめる素子・・・。

またも、またしても9課はゴーダに先手を取られてしまいました。(怒)
どうしてもゴーダは「個別の11人」を9課に確保されたくないようです。なぜそこまでこだわるのか、その理由が少しずつ見え始めてきました。

重要ポイントのおさらいです。

来週に繋がる大切なポイントから。
ゴーダは一時期、民間企業ポセイドン・インダストリアルに在籍していました。その当時の名前は「大日本技研」。
この会社名は第6話で出てきました。新宿大深度地下にある原発に書かれていた会社名です。あの原発は大日本技研が作ったものなのでしょう。

さらにゴーダの卒論のタイトルに注目してください。
「プロデューサーとしての立ち位置からの英雄論」
そして久保田が持ってきたゴーダの性格分析によると「他者を利用して自己を表現しようとする傾向がある」とも出てきました。
そして前回のおとり作戦のときに9課に投げつけた言葉の中に「私の演出でおとり役を演じられただけでもありがたいと思いたまえ」と言っています。
どうやらゴーダは他者を演出する、”プロデュースする”ことで自己を表現しようとしているようです。

同じく第6話で出てきた三橋タカシなるルポライターが所属する事務所長、土橋文也がTVの討論番組に出演していました。
「土橋文也」の「土」の字が「士」に限りなく近くなっていることに気付きましたか?
「士」とは「十と一」に分けると11とも読めます。同じく「個別の11人」のマークに使われている「仇」という字も「イと九」に分けると足すと11になります。
土橋文也も「個別の11人」なのでしょうか?

この答えは限りなくイエスに近いと思われます。
ゴーダが土橋文也を見ながら、「こういう感染例もあるんだな」とつぶやきます。さらに南陽新聞を脅迫していた男カワシマも感染者と呼び、クゼのことも感染者と呼んでいます。
明らかにゴーダは「個別の11人」が現れることを予想しており、彼らを「感染者」と呼んでいます。
また部下の発言によると「感染因子からの逆算」が可能であることもわかります。
ゴーダたちは「個別の11人」が何かに感染して行動を起こしていること、何に感染すればそうなるのかを知っています。

トグサは「個別の11人」なるテロリスト集団が思想的にも組織的にも横の繋がりを持たない「笑い男事件」のようなスタンド・アローン・タイプの事件だと思っています。
となると、模倣者たちのオリジナルは第1話で中国大使館を占拠した「個別の11人」を名乗るテロリストたちなのですが、彼らよりもむしろ同じマークを使用する「個別の11人」の方がオリジナルのような印象を感じています。
トグサのこの推理は正しいでしょうか?

タイトルにちなんで今回はいろんな食べ物が話のあちこちで登場しました。

冒頭、徹夜明けのダイブ・ルームにイシカワたちの食べかけのピザがありました。

張り込みをするトグサが何気なく手にとったサンドイッチ。一口食べて「マズイ」と感想を漏らします。生身のトグサにはサイボーグ食は不味いでしょう。
サイボーグ食の中身は90%のグルテン、そしてアミノ酸ベースのわずかなマイクロマシンだとバトーが説明します。

台湾素食の店のうなぎ料理が出てきました。
しかしあれはグルテンと椎茸を素材に使ったニセうなぎ料理だとバトーが話します。
台湾素食は実際にある料理で、日本の精進料理と少し似ています。日本の精進料理が豆や野菜などの素材をそのまま生かした料理ならば、台湾素食は豆や野菜などを使って肉や魚を再現した料理です。どちらも僧侶が作り出した料理ですが、趣はかなり違います。

バトーが台湾素食に詳しいのでトグサが普通の食べ物の味が恋しいのかと尋ねます。
それに対してバトーは、「たとえサイボーグでも脳が求める食欲はある。だからこそ娯楽としてのサイボーグ食も作られるってことだ」と答えます。
それを受けてトグサは「過去の記憶を思い出すための再生装置としての味ってことか・・・」とつぶやきます。
トグサくんは生身だから幸せだよね、うん。

TVの討論番組を見ているゴーダはカロリーメイトのようなものをかじっています。他にはサプリメントのようなものが見えました。あまりいいものは食べていないようです。

トグサのためにバトーが気を利かしてコンビニのおにぎりを買ってきました。もっとも討論番組に夢中になっているトグサくんは食べませんでしたが・・・。

荒巻と久保田は博多でよく利用していた屋台のラーメンを食べていました。しかし荒巻はほとんど手をつけていませんでした。

これだけ食べ物が出てくるとお腹が空きますね。(笑)

★今週のタチコマ★

張り込みの手伝いがタチコマ3機じゃ頼りないとこぼすトグサにタチコマが言います。
「やだなぁ、トグサくん、僕たち個体差を維持したまま並列化できるようになって、エージェント機能が追加されたんだよ。えっへん」
「いわば、幽体離脱できるようになったって感じ」
「これで体を現場に留めたまま、絶えず情報の摂取に行けちゃうんだよねぇ」
「僕たちはこれを”情報の宴”と呼んでいるんだ」
自慢しまくりのタチコマくん。この後、少佐に「おしゃべりはいい!」と一喝されてしまいますが・・・。(苦笑)

今回はあまり活躍の場がなかったエージェント機能ですが、これから活躍の場が増えていきます。もっともタチコマたちが他の人に聞かれないようにナイショ話の場として利用することも多々あるのですが。

最後のシーン、1課がカワシマに接触したとき、タチコマは間に合っていました。が、体が大きくてカワシマの盾になることができませんでした。
「すみませーん、通路が狭くて盾になれませんでした」
あまりにも軽い謝り方で、それでいいのか、タチコマ?と思わずつっこんでしまいました。(笑)

次回のお話は素子がゴーダに迫ります。

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攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第7話

申し訳ありませんでした。
第7話のエピソード・ガイドのアップが第8話の放送後になってしまいました。
理由は・・・この話が嫌いだから。(汗)

この話はストレスがたまるんですよね。
きっと9課の皆さんもストレスがたまる、いや、それを通り越してはらわたが煮えくり返っているかもしれませんね。
特にバトー・・・・。

 第7話 狂想は亡国の調べ Pu239

クルーザーの中で取引が行われている。ボート、義体用フロートそして武器。男が現金が入っていると思われるスーツケースを開ける。
そこには現金はなくただ一枚の受領書が入っているだけ。そしてその受領書には「個別の11人」(ひし形の中に仇∞士)のマークが・・・。
クルーザーは海上保安庁の要員に取り囲まれている。
「予定通りか・・・」
男はつぶやくと、武器の売人たちを尻目に一人、ジェットスキーで逃亡してしまう。

9課の会議室では素子を中心に今、抱えている事件の進捗を報告し合っていた。
茅葺総理の暗殺未遂犯の男がハイスペックの義体だったことから軍関係を洗い、PKF仕様の義体であることはわかったが、PKFに参加した人員の名簿、作戦記録などはすべて抹消されていた。
トグサが発見した新宿大深度地下原発の捜査のとき、トグサに張り付いていた男たちの素性も不明。

その他に新たに9課の前に台頭してきた内閣情報庁、11機のヘリが暴走した事件、「個別の11人」を名乗るテロリスト集団、新宿の大深度地下に隠蔽されていた原発など、問題は山積している。

9課らしくない後手にまわっている状況に苛立つバトーに素子が問い掛ける。
素子:「9課にとって最大の敵って何だと思う?」
バトー:「何だよ、突然・・・」
素子:「それは数だ。圧倒的な物量の前では我々のような組織はなすすべもなく敗北する」

首相官邸に荒巻が呼び出されている。
茅葺総理の他に官房長官、内務大臣が在席している。
新宿の地下原発の埋め戻し中にプルトニウム燃料棒が回収された。当初、海上移送を計画していたが、テロリストに情報が漏れたらしい。
「個別の11人」を名乗る者から難民の地から難民の手によって掘り起こされたものは難民の手に返すべきだと書かれた脅迫状。

よって急遽、海上移送から陸路による移送に切り替え、それを9課が担当することになったのだ。
官房長官の一言。
「君たちは表向き、存在しないことになっている。元来、存在してはならない戦前の遺物を運び出すにはもってこいというわけだ」
荒巻は総理に一つだけ尋ねる。原発の存在を知っていたか?と。総理は今回の事件が起こるまで知らなかったと即答した。

プルトニウム燃料棒を難民居住区から移送する作戦が実行される。
不満だらけのバトーたちに素子は一言。
「今は誰かに先手を取られているだけ。そうでしょう、課長?」
そこへゴーダが現れる・・・。

プルトニウムを守る陸自のテント。
フェンスの外では難民が大勢、中の様子をうかがっている。
一人の難民の子供にチョコレートを渡す自衛軍兵士。
フェンスの向こうの難民たちを動物園のサル呼ばわり・・・。

9課のティルトローター機の中。
9課の面々はゴーダから陸自の兵士たちは自分たちが何を守っているのか知らされていないという事実を聞かされ驚く。
そんな9課の面々に対しゴーダの一言。
「知らなくていいことは世の中にたくさんある。事後、情報操作を速やかにこなしていくためにも、真実を知る人間は最少であることが望ましい」
キレるトグサ、諌める素子。

再び陸自のテント。
隊長は怒りをあらわにしていた。自分たちが守っているものが何かを聞かされたときから、気が気ではなかったと。もし部下が被爆していたらどうするかと。
背広組の役割だと言ってゴーダは有線(ナイショ話モード)で隊長と話をする。そして譲歩案として移送に副官と歩哨2名を同行させることで話がまとまった。

移送のトラックが陸自のテントを後にする。
トラックを追いかける難民の少女を見て、「無邪気なもんだな」と微笑む陸自の歩哨兵。そんな彼にゴーダが一言。
「おい、知ってるか?長崎の難民居住区じゃあ、あのくらいの少女が警官に発砲した事件が起きたばかりだ」
驚きを隠せない歩哨兵。彼の心に不安の種が撒かれる。

素子は先導車の中からイシカワにルート情報をもらう。
環状道路の両側面には廃墟と化したビルがそのままの状態で放置されており、そこにテロリストが潜んでいたらひとたまりもない。
この状況にトグサが一言。
「大戦から30年。未だに関東をこのままほったらかしにしてるのも、元はと言えば、難民問題をうやむやにし続けてきたツケでしょう?そろそろ臨界点なのかもしれませんね」

一行の前に横転したトラックとそれを取り巻く難民たちが見えてくる。
素子とサイトー、ゴーダと陸自の歩哨が難民たちに近寄って、話を聞こうとする。横転したトラックの横には十分な広さがあり、プルトニウムを積んだトラックが通り抜けられる余裕があった。

素子たちが声をかけると、難民たちが一人また一人と姿を現す。先ほどゴーダから聞かされた発砲事件の話で不安になっている陸自の歩哨兵は落ち着かない。
そこへゴーダが「おい、あいつ銃を持ってるぞ」とささやく。

恐怖から陸自の歩哨が難民たちに発砲する。やむなく素子たちも発砲。そして素早くトラックに乗り込み、その場を立ち去る。
難民が持っていたのは銃ではなかった。鉄パイプである。
彼らはテロリストではなかった。難民たちを相手に無益な殺生をしてしまった一行。陸自の歩哨兵は怯えきって泣いている・・・。
それを見て笑うゴーダ。
武装テロはブラフだったのだ。

難民居住区を抜けた素子たち。
そこでゴーダが積み荷であるケースを開ける。中にはプルトニウムなどなかった。カラッポだった。
9課はおとりとして使われ、本物のプルトニウムは陸自がテントを引き払うとともに海上から移送されている手はずだと言う。あのときテントで隊長とゴーダが有線で話し合っていたのはこのことだったのだ。

怒りを隠し切れないバトーは「俺たちを何だと思ってやがるんだっ!」と怒鳴る。
それに対し、ゴーダの言葉は痛烈だった。
「お前たちこそ自分を何だと思っているんだ。少数精鋭の選りすぐり部隊か?そんなもの、流出した重火器で武装した難民どもが大挙して押し寄せていたら、手も足も出なかっただろう。私の演出でおとり役を演じられただけでもありがたいと思いたまえ。失礼する」
返す言葉もなくゴーダを見つめる9課の面々たち・・・。

今回のお話は前回、トグサが発見した新宿の大深度地下にある原発から回収されたプルトニウム燃料棒をめぐる話でした。
ストーリー的には前回から繋がっています。

非常に不愉快な話です。
9課の面々はゴーダの手のひらの上で踊らされている状態だからです。
官房長官の荒巻に対する言葉、ゴーダが9課を前に発する言葉、すべてが非常に腹立たしいエピソードでした。
しかし腹立たしいけれども、間違ってはいないのです。

特に最後のゴーダのセリフ、素子が9課にとっての最大の敵は物量であると指摘したところと合致しています。
いかに一人一人の能力が優れていても、数の前では無力であることが露呈しました。

それでは注目ポイントをおさらいします。

一つ目は「9課が数の前では無力である」という弱点です。
これは今後の展開の中で重要な意味を持ちます。

二つ目はプルトニウムの行方です。
今回、新宿から運ばれたプルトニウムは意外なところで再登場します。どうかこのプルトニウムの存在を忘れないでくださいね。

三つ目はゴーダの話術です。
陸自の歩哨兵に余計な不安を与えて、結果的に難民たちとの無益な殺生沙汰が起こります。
なぜ彼はこんなに刺激的な発言をするのか?

四つ目は素子とトグサの車内での会話です。
「個別の11人」がプルトニウムを強奪するという計画は実際にあるかもしれないが、彼らは難民と組んでいるわけではないということ。
そして重要なのはプルトニウムの海上移送がどこから漏れたのかであると話しています。
冒頭、「個別の11人」と思われる男が武器取引を行っています。が、取引そのものはちゃんと成立していません。
これはプルトニウムの海上移送計画を聞かされたが、実際に強奪する意志はなかったとも考えられる行為です。

最後にティルトローター機の中で、ゴーダはトグサに見ない顔だが、最近どこかで・・・と言いかけます。
ゴーダはトグサの顔を知っているのです。
トグサはこの作戦で初めてゴーダと対面しましたが、ゴーダは見たことがあるのです。
どこで?

気分を変えて少し楽しめる部分を。

機上から降下するとき、ゴーダはバトーとタンデムを組みます。
ゴーダは「こういうのは苦手でね」と言い、バトーは「そいつは良かったな」と返します。
そしてゴーダの悲鳴、「うわぁぁぁぁ」
少しだけうっぷんが晴らせましたね。

移送中のトラックの中でゴーダがバトーに言います。
「時に、君はなぜ彼女の隊に?もしかして彼女に惚れている?なんてこたないよな、ふん」
図星ですねぇ、バトーさん。
「ふざけた野郎だ」と心の中でつぶやくのが精一杯。(笑)

★今週のタチコマ★(シリーズ化決定/笑)

素子がタチコマを連れて行こうとしたら、ゴーダの一言が。
「今回は思考戦車の使用は中止してもらいたい。難民を刺激したくない」
この一言で今週はタチコマの出番がなくなりました。(涙)
恨むなら、ゴーダを!!

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05/06/2005

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第2話

たいへんお待たせいたしました。(←待っててくれた人がいるのかどうか、かなり疑問)
CS放送及びDVDでは存在し、地上波放送ではカットされてしまった”幻の”第2話のエピソード・ガイドをアップします。

ネタバレで書いてしまいますが、興味を持たれた方はぜひDVDをレンタルするなどしてご覧になってみてください。

 第2話 飽食の僕 NIGHIT CRUISE

高級料亭・・・毎晩、お前たちはこんな場所で税金を食いつぶしている・・・。
俺がお前たちに正義の鉄槌を下さなくてはならない。
SPは始末した。お前の連れも始末した。次はお前だ!
命乞いしたって無駄だ。お前は死ななくてはならない。

はっ、まただ。もう何回、シミュレートしているかわからない。
決行の日は25日、その日がお前の命日だ、カタクラ。

美味い牡蠣を食わせる店に行かないかだと?サイボーグ化した俺たちに味など関係ないのに。
哀れな奴らだ・・・。ここに真実を知る者がいることに気付いていない。
俺は公安に付け狙われているかもしれない。
それは俺だけが真実を知る者だからだ。

難民による庁舎襲撃事件の報道か・・・ブラフだ。
偽りの事実を垂れ流し続けるマスコミ。本当の敵はマスコミだ。
3大ネットワークの会長、カタクラ、お前をこの世から葬り去ることで真実が明らかになる。
俺は真実を解放しなくちゃならない。「リセット・ザ・ワールド」

美しい・・・ヒララ、彼女こそ”真実”だ。
快楽を享受しつつも、それを生きるためと割り切っている。彼女の生こそが真実なのだ。
俺にはわかる。彼女だけは人間であると。

襲撃の日だ。高級料亭。
カタクラの部屋だ・・・ヒララ、なぜ彼女がここに?
痛っ、カタクラの奴、銃を持っていたのか、だがお前を殺すだけの力は俺にも残っている。
ヒララ、君は俺のために泣いてくれるのか・・・。

はっ、昨夜、始末したはずなのに、なぜ俺はカタクラの乗ったヘリを操縦しているんだ?

ヒララ、君に会いたい。
「これで彼女を買いたい」
君を買うには足りなすぎるらしい・・・。

こんな安っぽい店で何をしているんだろう?
どうしてサービスをやめる?
前払いで料金を払っただろう?
俺の下半身?
なんだ、この店長は?俺を脅しやがって・・・、全財産を持っていく気か?それだけはやめてくれ!

三澤・・・なぜこいつが庁舎襲撃テロの実行犯なんだ?
なぜこいつなんだ?なぜ俺じゃないんだ?

ヒララ・・・君がこのヘリに乗ってくるなんて・・・。
「どうした?カタクラに何をされた?」
仕事か・・・君らしい割り切り方だ。
君にずっと会いたかった。このまま二人でどこか遠くへ行こう。

しかしその前にどうしてもやらなくてはならないことが・・・。
”あなたはもう十分、戦った。あなたは勝ったのよ。”
「そうで・・・あればいいが・・・」

”哀れなほど真実を知らないプロレタリア”

いつもと違う感じで書いてみました。
なぜならこの話はギノという男の目線で描かれた話だからです。物語はギノの妄想で進みます。
ギノは第4次非核大戦で戦った戦闘サイボーグです。終戦後、日本に招かれヘリのパイロットという仕事を得ていますが、立場的には難民に近いものがあります。

日本の難民対策に不満を持つ彼は、自分の操縦するヘリの乗客である3大ネットワークの会長であるカタクラこそが諸悪の根源であると決めつけ、日々、彼を暗殺する妄想を抱きます。

同時期、難民による庁舎襲撃事件が相次ぎ、9課は独自に危険思想を持つ分子を洗い、ギノにたどり着きました。
ギノは妄想癖が強く、「自分は真実を知る者」だと信じて疑いません。そして公安に付け狙われていると思い込み、自室の鍵も厳重にしています。
使えなくなった下半身も戦争によるものだと信じていますが、イシカワの調査によると、戦地でひどい性病にかかったためだと判明します。
同僚の三澤が庁舎襲撃テロの実行犯であったことから、ギノもマークの対象になりましたが、完全なシロでした。

素子は高級娼婦ヒララとしてギノに接触します。
そしてギノの暗殺計画はすべて妄想であり、実行に移す可能性はないと判断し、ギノの心を解放してやります。

この話は2ndシーズンの本筋とは関係ない上に、風俗店などの性的な描写があるために放送にふさわしくないとカットされたようです。
しかしこの話は難民の精神状態を探るためには重要なエピソードだと思います。多くの難民が自分の置かれた不遇の立場に、何らかの仮想敵を作り上げていると思われるからです。
このような難民たちのくすぶった火種が今後、どうなるのかが2ndシーズンの本筋に繋がります。

興味を持たれた方はぜひご覧になってください。

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攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第6話

今回の放送をご覧になった方の中には、「あれ?難民問題や『個別の11人』からはずれたストーリーだな」と感じた方もいらっしゃると思います。
でもこの話、後でとんでもない展開に繋がるので、要チェックです。

タチコマ・ストラップの仮予約が受付中です。詳しくはタチコマ・ストラップという私の過去記事を参照いただきますようお願いします。

 第6話 潜在熱源 EXCAVATION

9課の鑑識にエネルギー省を脅迫していた犯人と思われる男性の死体が運び込まれた。
居眠り運転による交通事故死とも思われるが、「脳殻」に確実なダメージを与えた形跡があり、「暗殺」の可能性も否定できない。
トグサは脳殻の中に変わったマークを見つける。それはかつての新宿区のマーク。そして鑑識によるとこの脳殻はなぜかガラスと鉛でコーティングされた珍しいものだという。

男の遺品は連絡を取っていたルポライターの連絡先を書いたメモと”マリッジ・リング”。
荒巻課長の指示でルポライターと会うトグサ。三橋タカシというそのルポライターは4~5日前、コタンと名乗る男からエネルギー省の醜聞を暴いて欲しいと連絡を受けていた。
そしてその証拠としてネガ・フィルムが送られてきたと話す。しかしネガ・フィルムは感光しており何も写っていない・・・。

課長はそのままトグサに、コタンが最後に連絡を取った場所、東京へ行くように指示。他のメンバーは首相暗殺予告による首相の警護にあたっているため、トグサの相棒はタチコマ一機。
難民街のジャンク・ストリートで聞き込みにあたるトグサ。一人の情報屋がコタンの写真を見て、「この男のことは知らないが、4~5日前も黒スーツの男がこの男を捜しており、ついさっきも若い女がこの男を捜していた」と言う。

寄せ場に向かうトグサ。そこで「コタン カンジ」を捜す女性が数人の難民に襲われそうになるところを助ける。
一方、タチコマはジャンク・ストリートで大はしゃぎ。”掘り出しもの”探しに夢中になっており、糸で繋いでおいたハズのトグサを見失う。

トグサが助けた女性はアサギ ルリコと名乗った。難民支援のNGOに参加していたとき、コタンと知り合い結婚の約束をしていた。コタンの遺品、マリッジ・リングとペアになるリングの持ち主だった。結婚のためにIDを取得しようとしたコタンは義体の審査に引っかかってしまう。必要最低限の機能を備えていなかったために。その頃から疎遠になり、1週間前に別れを告げられ、秋田から出てきたのだと話す。

翌日、アサギと寄せ場に向かうトグサ。
そこで「1ヶ月ほど前、内環七で仕事をする気がある者にはタダで完全義体化させてやるという仕事があった」という情報を掴む。さらに寄せ場に集まった労働者たちに詳細を知っている者はいるかと尋ねると、顔色を変えた青年を見つける。

青年から話を聞くトグサとアサギ。
青年はコタンを「先生」と呼び、今、自分が生きていられるのは先生のおかげだと言う。内環七とは今は水没してしまった新宿周辺を指し、その仕事は完全義体でないとできないため諦めていたのだが、モグリの医者が義体率の数値をごまかしてくれたため、もぐりこめた。そこで出会ったコタンは新品の義体をもらえたことを心から喜んでいた。そして自分にもいろいろなことを教えてくれたと話す青年。

仕事の内容は黒松電設のもとで、40人くらいの労働者が新宿の大深度地下に潜り、戦争で埋まってしまった施設を発掘する作業だった。コタンとペアを組んで仕事をしていた青年はコタンに自分が実は完全義体ではないことを告白する。するとコタンは真剣な顔で「今すぐここから出て行かないと死んでしまう」と言った。しかし金が欲しかった青年は出て行かなかった。コタンは青年にネガ・フィルムを渡し、「これが黒くなったら逃げろ」と告げた。

作業から4日目、事故が起こった。警告音とともに技術者のような人間が運び出され、入れ替わりに黒ずくめの男たちが入ってきて、逃げ出そうとする労働者たちを鉄の扉の中に閉じ込めてしまった。
かろうじて逃げ延びたコタンと青年。コタンは「事実を公表しなくてはならない」と言い残し、二人は別れた。

渋る青年に案内を頼み、新宿へ向かうトグサとアサギ。
現場には以前はなかったフェンスが張り巡らされ、陸上自衛軍が出入りしていた。別の入り口としてかつての地下鉄乗り場を教えて青年は去る。

階段を下りて、二人が見たのは大日本技研の社名が書かれた、コンクリートで埋められてゆく原子力発電所!!
トグサの腕時計の放射能数値も異常に高い数値を示している。
その時、陸自のアーム・スーツが二人のことを発見する。トグサとアサギは階段を上り、エレベーターで上へ上へと昇って逃げる。廊下の先に扉が見える。足で扉を蹴破るトグサ。しかし眼下は水没した都市だった・・・。

アーム・スーツに追い詰められ、絶体絶命の二人。
背後からアーム・スーツに向けて砲弾が!
タチコマが間一髪で助けにやってきた。「大丈夫?トグサくん」
その建物はかつての新宿の東京都庁舎だった・・・。

新東京駅で別れるトグサとアサギ。
アサギは一旦、秋田へ戻り、コタンを引き取りに行くと言う。
新幹線内で課長に事件のあらましを語るトグサ。「発掘中に臨界事故が起こり、コタンはその施設が何かを知り得る知識を持っていたために殺されてしまった」

新聞の記事がふとトグサの目にとまる。「黒松電設社長自殺」の記事とコタンの写真の載った記事。
「あの黒スーツ・・・!」
嫌な予感がしたトグサは慌ててアサギの携帯に連絡を入れるが、アサギの携帯はホームの上で空しく鳴り続けるだけだった・・・。

ひゃあ~、長くなってしまいました。読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
でもまだ見所チェックがあるので、もう少しお付き合いください。

要チェックポイントをいくつか挙げます。

トグサが会ったルポライター、三橋タカシの名刺に注目!
彼は土橋文也事務所のライターです。土橋文也は要チェック人物です。

トグサが東京へ行くように命令されたときの会話。
トグサ:「放射能って、大丈夫ですかね?」
課長:「大戦から何年経ってると思っておる!」
と一喝されます。(笑)
ここで「日本の奇蹟」という言葉が出てきます。これを散布したため、日本の放射能汚染は中和されたようです。言ってみれば、ヤマトに出てくる「コスモ・クリーナー」みたいなものですね。
これも要チェックです。

トグサは新浜にいる時から尾行されています。おそらく9課にコタンの遺体が運び込まれたときから尾行は始まっていると思われます。
同様にコタンを捜すアサギも尾行されています。
二人が一夜を明かしたホテルでトグサは黒スーツの男の尾行に気付いていました。
コタンが知った事実を知る者が他にもいると困る輩がいるようです。

新幹線内からのトグサの報告を受ける課長のデスクに注目です。そこにはトグサが目にしたものと同じ新聞が置かれていました。
「黒松電設社長自殺」の記事。これは本当に自殺でしょうか?原発の存在を知っているために殺されたのか、臨界事故を起こしたために殺されたのか、その両方か。疑ってしまいたくなります。
そして下にはコタンの記事。彼はどうやらエネルギー省を恐喝した犯人に仕立て上げられてしまったと思われます。しかしコタンは無実です。コタンの本当の目的は「お金」ではなく、「事実の公表」だったわけですから。

そしてアサギの行方。
彼女はどうなってしまったのでしょう。最悪の状況を想定するのがこの場合は適切かもしれません。

最後は荒巻課長の言葉です。
誰が、何の目的で、大戦前の遺物を掘り出そうとしたのか?
これは今後の展開に関わる大きな謎です。

次は今週のタチコマ!(コーナー化するのか?)

東京に着いたトグサは腕時計で放射能数値をチェックします。
これを見たタチコマは、
タチコマ:「残留放射能が気になるなら、義体化することをオススメしますが」
トグサ:「そんなんじゃないよ。つい、気分的にな」
タチコマ:「気分が悪いの?なんならポッドに入れてあげてもいいけど」
トグサ:「その方が酔いそうだ」
タチコマ、憤慨します。せっかく好意で言ってあげてるのにね。バトーさんとは大違いだね。ぷんぷん。

ジャンク街で大はしゃぎのタチコマ。
狙いは、1stシーズン、第12話「タチコマの家出 映画監督の夢」で発見した神無月渉の脳殻の入った筐体のような”掘り出しもの”。
あまりに夢中になりすぎて、トグサとはぐれてしまいます。
こんなときのために糸をトグサくんに結び付けておきましたが、たぐりよせてみると・・・。
「あ・・・切れちゃったかな・・・?」
トグサくんは犬か?それとも運命の赤い糸の相手なのか?(←これはないね)

でも最後はカッコよくトグサくんのピンチを救います。
やるねっ、タチコマくん!!

次回のお話は今回の原発絡みの続きです。
あのイヤ~な男が9課の前に再登場です。お楽しみに。

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05/04/2005

5ヶ月目のお詫び 追記

肝心なことを書き忘れていました。(汗)

私のブログへのトラックバックの件ですが、今まで通りで結構です。

記事の中に私のブログへのリンクがなくてもかまいませんし、コメントもなしでかまいません。
同じ映画の記事や内容が少しでも関連する記事であれば、どんどんトラックバックしてください。

私はいろんな人のレビューや感想、考え方をブログを通じて知りたいと思っています。
ですからじゃんじゃんトラックバックしてくださいね。

また私の記事に対する反論のコメントも歓迎します。反論もまた一つの考え方だと受け止めたいと思いますので、遠慮なくお願いします。
当然、共感のコメントもお待ちしております。(笑)

ただ匿名のコメントは今のところ拒否させていただいています。ご了承ください。

先の「お詫び」記事は私の中のポリシーで、他の皆さまに強要するものではありません。どうかそこのところをご理解いただけますようにお願い申し上げます。

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5ヶ月目のお詫び

ブログを始めて5ヶ月目にして初めて「正しいトラックバック」について学びました。(遅っ)

そこで5月(正しくは5月3日前後)に入ってから、トラックバックをいただいた皆さんやトラックバックをさせてもらった皆さんの記事へのリンクを私の記事の中に明記するように改善いたしました。

私が記事を書く上で内容に関連があった方の記事へは、私の記事の文中にリンクをはらせていただきます。
観た映画のタイトルが同じ記事や内容に関連のある記事、先にトラックバックをいただいた皆さんの記事へのリンクは文末にはらせていただきます。

4月以前に私がトラックバックした皆さんの記事へのリンクは、追いかけるのが大変なので私の記事内にリンクをはることができなかったことをご容赦ください。
不愉快な思いをされた方がおられたら、併せてお詫び申し上げます。

4月以前に私がトラックバックした方で、コメントなどで特に私の記事内にリンクをはって欲しいと申し出ていただければ、リンクをはらせていただきます。(少しお時間をいただくかもしれませんが・・・)

最後に私が「トラックバック」について学んだ記事を紹介させていただきます。

吉本さんの「ブログとは?」の「トラックバックとは?」という記事です。

いろいろ不勉強なつっきーですが、これからもよろしくお願い申し上げます。

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